I Don’t Like Mondays.の魅力と未来
今年、4人組ロックバンド「I Don’t Like Mondays.」が10周年を迎えました。彼らは最新EP「FOCUS」の発売と初のアジアツアーに挑むことで、国内外での人気をますます高めています。
メンバーのYU(ボーカル)、CHOJI(ギター)、KENJI(ベース)、SHUKI(ドラム)が集まり、彼らの軌跡や今後の展望を語りました。
バンド名の由来と意義
バンド名「I Don’t Like Mondays.」は、“月曜日は嫌い”という意味で、インパクトを与えるために考案されました。このネーミングは、ファッション誌の編集者かつ知人のアドバイスを参考にしたものです。
YUは、「バンド名は私たちの一部のようです」と語ります。海外でも多くの共感を得て、バンドとの会話のきっかけともなっているようです。
結成までの道のり
かつてマネジャーをしていたYUが、前身バンドの解散を受けてメンバーに誘われてボーカルに転身。2012年に「I Don’t Like Mondays.」を結成しました。結成から10年、4人は互いに信頼できる関係を築いてきました。
CHOJIは「メンバー全員が優しく、支え合っている」と述べています。大人になってから出会ったため、良い距離感で接することができています。
音楽スタイルと制作哲学
彼らの音楽スタイルは、80年代ポップスをルーツとしており、洗練されたサウンドが魅力です。メンバー全員で楽曲制作を行い、その独自のスタイルを確立しています。
YUは「全員で話し合って作曲します」と強調しました。デビュー当初は特異だと感じていましたが、今ではグローバルな視点でも珍しくないことがわかりました。
目標としていた海外公演の実現
彼らはかねてから目標にしていた海外公演を昨年から本格始動。特にアニメ「ONE PIECE」の主題歌に起用された「PAINT」が、国際的な活動を増加させるきっかけとなりました。
KENJIは、「主題歌に決まった際に、皆でハイタッチをしました」と振り返ります。CHOJIも「思い入れのある作品に関われて嬉しい」と述べ、多くのファンとのつながりも感じています。
初の海外ワンマンツアーの成功
今年年始に中国4都市で初の海外ワンマンツアーを行いました。10月からは、EP「FOCUS」を引っ提げての初アジアツアーがスタートします。YUは「今までのどのアルバムよりも、表現したい世界観が強く出ている」と語ります。
彼は、今後さらに大きな会場でのパフォーマンスを目指し、チャレンジする意志を示しています。
新曲「Shadow」とドラマとのタイアップ
新曲「Shadow」が、10月期のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「モンスター」のオープニング曲に選ばれました。これはバンドにとって初めてのプライムタイムドラマとのタイアップです。
YUは、「お話をいただいたとき、テンションが上がりました」と語り、バンドとしてやってみたかったことが実現できたことに満足感を表しています。
ファンとのつながりを重視した新しい試み
彼らは新曲制作において、ファンの期待を裏切らないよう魅力ある世界観を重視しています。CHOJIは、「自信のある作品に仕上がった」と自負しています。
彼らのパフォーマンスを心待ちにしているファンも多いでしょう。今後の活動が楽しみです。
最後に伝えたい思い
改めて、I Don’t Like Mondays.が10年間かけて成し遂げてきたこと、そして新たな挑戦がいかに重要かを感じました。メンバー一人一人が成長し、互いに支え合い、音楽を通じて多くの感動を与えてくれる存在です。
今後の彼らの活躍にはさらに期待が高まります。ファンの皆さんも共に、彼らの新たな旅を応援していきましょう。
```