映画『BISHU』の舞台挨拶に出席
女優の服部樹咲さん（18）が、11日に都内で行われた映画『BISHU～世界でいちばん優しい服～』の初日舞台挨拶に参加しました。この作品は、愛知県一宮市の尾州地域を舞台にした物語です。
発達障害の高校生・史織を演じる
服部さんは、発達障害を抱える高校生・史織という難役に挑戦しています。史織は様々な障壁を乗り越えながら服作りに励むキャラクターです。この役に対して、彼女は「準備段階から今までずっと史織のことを考えてきたので、すごくわくわくしている」とコメントしました。
長編映画への初主演
20年に公開された映画『ミッドナイトスワン』で注目を集めた服部さんにとって、今回が長編映画の初主演となります。彼女の成長と共に、作品への期待も高まります。
身長の変化と成長について
服部さんは、「『ミッドナイトスワン』の撮影時は13歳で、今よりも身長が10センチ低かった」と当時を振り返り、会場の聴衆を驚かせました。彼女の成長は、役柄を演じる上での一つの要素となっています。
手作業の難しさと職人技
映画には、実際に布を作るシーンも含まれており、機織り工場での撮影も多数行われました。服部さんは「手順や作業を覚えるのが難しくて、職人さんのすごさを知った」と当時の印象を述べました。
監督からの称賛と謙遜
西川達郎監督からは、「簡単に作業を覚えていて、手先は器用」と高く評価されましたが、服部さんは「不器用ですけど、頑張りました」と謙虚に語りました。
発達障害への理解を深める
撮影期間中には、発達障害を持つ人々との交流会も開催され、服部さんは「史織は特徴的な動きをするが、そこで得た知識で動きを作り上げた」とコメントしました。また、彼女は「本当にいろんなお話を聞けた」と振り返り、学びを得る貴重な機会だったことを明かしました。
共演者たちの参加
舞台挨拶には、岡崎紗絵さん（28）、吉田栄作さん（55）、長沢樹さん（18）、黒川想矢さん（14）、田中俊介さん（34）も出席し、作品への期待感を高めました。
『BISHU』の魅力と意義
『BISHU』は、ただのエンターテインメントにとどまらず、発達障害についての理解を深めることをテーマに持っています。服部さんの情熱と努力が、この映画に新たな価値を与えています。見る人々に、感動と思考を促す作品となることでしょう。
私自身、この映画に対する期待が大きく感じられ、服部さんの挑戦や成長に心を打たれました。今後の彼女の活躍にも注目していきたいと思います。
