【宝塚】礼真琴　仲間ファン同期に感謝　次期雪組トップ朝美へ「残せるものは全て」／…

星組トップ礼真琴の退団発表

約6年間のトップとしてのキャリアを経て、星組の礼真琴が来年8月10日に退団することを発表しました。この決定は、コロナ禍を経てファンとの交流が戻る中で、劇団110周年の節目を迎えたタイミングでなされたものです。

退団の決意とその背景

礼真琴は、退団を決めた理由を振り返りつつ、「その瞬間が実感としては薄かった」と語っています。しかし、トップとして活動する中で、自然と卒業の意識が膨らんでいったそうです。コロナで公演が中断された経験が、彼女の気持ちに大きく影響を与えたといいます。

ファンとの絆の回復

公演を無事に終え、ファンとの触れ合いが戻った今、礼は自身の舞台経験がどれほど貴重だったかを再確認しています。特に、宝塚歌劇の110周年という歴史的な年に、自分のキャリアを全うしたいという思いが強まったとのことです。

仲間への感謝とメッセージ

退団の意向を伝えた際、星組の仲間たちは真剣に受け止め、心を共にした様子が印象的でした。礼は、「仲間たちが背中を押してくれたことで、ここまでの時間を大切にできた」と感謝の気持ちを表しています。

愛した舞台と女役の思い出

礼は、下級生時代から女役を経験する中で、舞台に立つ喜びを実感してきたと述べています。男役への憧れを強めながらも、女役に対する愛着を深めてきた彼女の思いが伝わってきます。

同期への思いを語る

同期生への思いも強く、彼女たちとの絆が宝塚生活を通じて育まれてきたことを明かしました。彼女たちの卒業後も互いにサポートしあった経験が、礼の成長に繋がっています。

これからの目標

礼は今後の活動についても意欲を見せており、「最後まで挑戦し続ける宝塚人生を送りたい」と語りました。いかにして退団後の新たな道を切り開いていくかが注目されます。

退団公演の意義

退団公演では、劇団☆新感線との初コラボレーションが実現します。この経験を最大限に生かし、観客に感動を届けることを心がけると決意を新たにしています。

ファンへの感謝の気持ち

退団に際し、ファンには一貫して感謝の意を示している礼。ファンとの交流の重要性を今一度認識し、卒業後も関係が続くことを願っているようです。

最後に伝えたいこと

礼真琴のキャリアを振り返り、彼女のファンへの愛情、仲間たちへの感謝が彼女の言葉から感じられます。宝塚歌劇団のトップとして、多くの人々に価値ある時間を提供した彼女の姿勢から、私たちも学ぶことがたくさんあるでしょう。