見応えバラける秋ドラマ、理系テイストの青春2作に輝きあり/秋ドラマ評第60弾 











秋ドラマ2023の魅力と見どころ

2023年の10月期の秋ドラマが続々とスタートしました。

刑事や弁護士、探偵など、手堅いミステリーが豊富に揃っています。そして、TBS系の日曜劇場で、「アンナチュラル」チームが手掛けた話題作「海に眠るダイヤモンド」が大スケールで放送開始されています。

今回は、各ドラマを勝手に評価し、その魅力をお伝えします。

月9ドラマ「嘘解きレトリック」の魅力

月曜9時に放送されている「嘘解きレトリック」は、鈴鹿央士と松本穂香が主演する若手探偵ものです。

人の嘘を見抜く能力を持つヒロインと、その能力を証明する推理力を併せ持つ探偵が出会うという設定が、新鮮さを感じさせます。日常の中の謎を解決していく様子が、ほのぼのとした雰囲気を醸し出しており、観る者に安心感を与えます。

月10ドラマ「モンスター」のストーリー

続いて月曜10時に放送されている「モンスター」。

趣里が演じる型破りな新人弁護士が、さまざまな事件を一話完結で解決する様子が描かれています。ライトなタッチで進行するため、サクッと楽しめる内容となっているのが魅力です。主人公が常識に囚われない発想で物事を進める姿は、見ていてわくわくします。

NHKの青春ドラマ「宙わたる教室」

火曜10時からは、NHK制作の「宙わたる教室」が放送中です。

定時制高校を舞台に、科学を通して青春を描くこの作品は、科学の重要性を若者たちに伝えていく姿が感動的です。主人公の理科教師と生徒たちの成長物語は、心温まる体験が詰まっています。

「あのクズを殴ってやりたいんだ」の展開

TBS系で放送されている「あのクズを殴ってやりたいんだ」は、プロボクサーを目指す女性が主人公です。

初回は萌え要素が前面に出ていましたが、ストーリーが進むにつれて彼女の成長や人間関係が描かれ、物語の深みが増してきました。登場人物が多い点が気になるものの、相手との関わりが描かれる中で生まれる感情の変化は見逃せません。

水曜ドラマ「全領域異常解決室」

水曜夜10時には、「全領域異常解決室」が放送されています。

超常現象に絡む事件を解決するチームの活躍は、オカルトとサイエンスが交わる体験を提供してくれます。1話完結で展開されるストーリーには驚きと感動が詰まっており、観る者を引き込む力があります。

「わたしの宝物」の不倫ドラマ

木曜10時から放送されている「わたしの宝物」は、不倫をテーマにしたドラマです。

母性や女性像の描写には賛否が分かれるものの、田中圭の演じるキャラクターの苦悩には心を打たれるものがあります。ストーリーの展開に注目が集まります。

金曜の素敵なヒューマンドラマ「ライオンの隠れ家」

金曜10時には、「ライオンの隠れ家」が放送されています。

自閉スペクトラム症の弟と市役所職員の兄のつながりが描かれるこのドラマには、感動が満載です。主人公たちの日常に絡む数奇な事件が深いメッセージを含んでおり、心に響くストーリー展開が特徴的です。

個性的なコメディ「無能の鷹」

金曜11時15分からは、「無能の鷹」というお仕事コメディーが放送中です。

主人公の菜々緒が演じるキャラクターは、仕事が全くできないのに自信満々というギャップが笑いを誘います。彼女を取り巻く同僚たちがどのように変わっていくのか、楽しみな展開です。

土曜9時の心温まるドラマ「放課後カルテ」

土曜9時に放送される「放課後カルテ」は、学校医としての活躍を描いています。

病気に関するリアルなテーマを扱いつつも、子どもたちとの触れ合いにほっこりさせられる場面が多く、しんみりした気持ちになれる作品です。

日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の壮大な物語

日曜9時からは、「海に眠るダイヤモンド」がスタートしました。

神木隆之介が二役を務めるこの作品は、過去と現在を繋ぐ壮大な人間ドラマが展開されます。軍艦島を舞台にした物語がどのように進行するか、見逃せない内容です。

連続ドラマ「マイダイアリー」の優しさ

日曜10時15分には、「マイダイアリー」が放送されています。

主人公が大学時代の仲間との思い出に触れる中で、今では当たり前となっている日常の価値を再確認する場面が多く、視聴者に温かな感情を呼び起こします。

日曜の新解釈「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」

日曜10時半には、古典的作品「若草物語」を新解釈したドラマが始まります。

恋愛や結婚だけが幸福ではないという新しい価値観を提案する内容になっており、様々な視点から楽しむことができます。古典に挑戦するストーリー展開が、視聴者に新鮮な感動を与えます。

全体として、今期の秋ドラマはいずれも独自の魅力を持っています。それぞれの作品が描くストーリーやキャラクターの成長に注目しながら、楽しんで見ることができるのもドラマの醍醐味と言えるでしょう。

[参考記事] 芸能 – nikkansports.com 見応えバラける秋ドラマ、理系テイストの青春2作に輝きあり/秋ドラマ評第60弾 










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