2丁拳銃が迎える23年目の「百式」無茶した“上京”から25年「生で見るすごさ追求…











2丁拳銃の新たな挑戦

2024年11月、2丁拳銃が開催する恒例の100分間ノンストップ漫才ライブ「百式」は、東京、大阪、福岡の3都市で行われます。

共に50歳を迎え、合わせて100歳となる今回のイベントには特別な意味があります。この節目のライブに向けた思いを、2人にインタビューしました。

漫才の旅路と東京進出

2丁拳銃は2000年に東京に進出しました。当時、関西から東京への進出はまだ一般的ではなく、周囲からの反対もありましたが、彼らは独自の道を切り開きました。

川谷修士は「まだダメって言われていた時だった」と当時の心境を語り、小堀裕之は「大阪でやることがなくなった」と反省の言葉を述べています。苦労を重ねた東京での生活が、今の彼らの基盤を築いています。

M-1グランプリの苦悩

東京進出初期は、思うように結果が出ず、特にM-1グランプリでは伸び悩みました。

川谷は「実力不足」と振り返り、小堀も「手を挙げて大きい声で言わないといけない」と、テレビの環境になじめなかったことを語りました。しかし、この経験が逆に彼らの漫才を成長させる要因となりました。

漫才活動の強化

2003年にはM-1グランプリ決勝に進出し、4位という結果を残しました。

これをきっかけに、漫才の舞台活動が本格化し、川谷は演技、小堀は音楽のソロ活動も始めました。彼らの漫才は、より深みを増し観客からの評価も高まりました。

後輩へのリスペクトと期待

上京生活が20年以上経ち、彼らは後輩芸人たちの成長にも感銘を受けています。

川谷は「後輩にはちゃんとリスペクトを持って接してほしい」と語り、一方で小堀は「自分もイジられたい」と楽しさを求めています。彼らは、後輩たちとともにさらなる高みを目指しています。

新しいアイデアと挑戦

小堀は息子とのコンビ、ヘドロ一家としてM-1グランプリにも出場中で、彼の成長をサポートしつつ、自らも成長していきたいと意気込んでいます。

観客にインスピレーションを与える漫才を届けるため、日々努力を重ねています。

テレビ出演への意欲

舞台活動に力を入れ続けている彼らですが、テレビ出演の夢も捨ててはいません。

川谷は「もっとテレビに出たい」と正直に述べ、演技への情熱も示しています。新たな挑戦を続け、より多くのファンに笑いを届けたいと語ります。

百式への独自のアプローチ

今回の「百式」では新ネタを交えたパフォーマンスを予定しています。川谷は、「究極の漫才は人間味が出てこないと」と語り、ステージでの表現力を高めることの重要性を強調します。

客席との距離を縮め、共感を生む漫才を追求するその姿勢は、今後の活躍がますます楽しみです。

50歳の遊び方

小堀は50歳ならではの遊び方を大切にし、ライブを通じて観客に自身の魅力を伝えたいと考えています。

「みなさんにかわいらしいおっさんと思ってもらえるように」と語る彼の言葉は、親しみやすさを感じさせます。

二人三脚での未来へ

2丁拳銃は、これからも共に漫才を磨き続ける姿勢を貫いていくでしょう。

本イベント「百式」は、彼らにとって新たなスタート地点にもなります。漫才を愛し、観客を楽しませることへの情熱は、今後も消えることはありません。

この特別な節目を迎える2丁拳銃の活躍に、ぜひ注目してください。

【松尾幸之介】











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