奥田民生ソロ30周年記念ライブ初日、想像の斜め上を行くオープニングにファンも騒然…











奥田民生の30周年記念ライブ概要

シンガー・ソングライターの奥田民生が、東京・両国国技館にてソロ30周年記念ライブ「59-60」を行いました。この公演は、彼が94年にソロ活動を開始してからの節目として、特別な意味を持つイベントとなっています。選んだ会場は、奥田にとって初めての相撲の聖地。

そのタイトルも、30年前のアルバム「29」と「30」を元にしており、彼のこだわりを感じることができます。

ユニークなオープニングパフォーマンス

ライブの初めは、お笑いコンビ「どぶろっく」の神様の姿に扮した浜崎貴司によるユニークなパフォーマンスからスタートしました。ハンチング帽を被り、あのネタのイントロを奏でるこの斬新なオープニングは、観客を一気に引き込むものでした。

奥田自身も、「どうも、奥田民生です。いつも通りのオープニングで…」とボケつつ、会場の熱気を高めていきました。

幅広いゲストとのコラボレーション

この日、特別なゲストとして浜崎貴司をはじめ、寺岡呼人、トータス松本、斉藤和義、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉など、多彩なアーティストが参加しました。特に、「ひとり股旅スペシャル」というタイトルながら、多くのゲストが登場する様子は、観客にとっても楽しみの一部でした。

トータス松本の「ひとり股旅じゃない」というツッコミも、会場を笑わせる場面となりました。

心温まるファンへの感謝

コンサートの中で、奥田は何度も「ありがとう」と感謝の言葉をファンに届けました。彼の表情や言葉には、観客とのつながりを大切にしている気持ちがこもっていました。

特に、周年ライブに参加したことを「ご褒美を頂いた気持ち」と述べた彼の言葉は、ファンにとっても嬉しいメッセージでした。

演奏の魅力とパフォーマンスの工夫

ライブは約2時間半にわたり、「さすらい」「イージユー★ライダー」などの全19曲が披露されました。各曲の間には、ステージが回転する演出があり、あらゆる方向の観客に向けてパフォーマンスを行うサービス精神も感じられました。

ただ、奥田は「後半は回らないと思う」との一言で観客を笑わせる要素も加えました。

ゲスト参加のハプニングと笑い

この公演では、奥田の弾き語りにおいて発生した「ガチ間違い」で吉井を呼び込むハプニングがありました。再登場した吉井は、「Xで、両国で面白いことが起きてる」と笑いを誘いました。

こうした予想外の展開は、ライブの一部として観客にとって記憶に残る瞬間となるでしょう。

自然体なMCと演奏の質

奥田のMCは自然体で、いわゆる「ひとり股旅」を超えた多様な関係性が垣間見えました。これからはもっと誰かと一緒にやりたいという彼の発言には、今後の活動への期待感が感じられました。

演奏の高低差が際立つライブは、7500人の観衆を魅了し続けました。

今後の予定と期待感

30周年の初日公演を終えた奥田民生は、28日には30年前のバンド「GOZ」との再会も控えています。この連続したイベントには、ファンからの期待が集まっています。

奥田民生の音楽の旅は、これからも魅力的であり続けることでしょう。











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