広瀬アリスがWFPチャリティーエッセイコンテストで特別審査員に
女優の広瀬アリスさん(29)は、10月15日に都内で行われた「WFPチャリティーエッセイコンテスト2024」表彰式に出席しました。このイベントは、明日10月16日に合わせて国連の食料支援機関であるWFPが設けた「世界食糧デー」に関連しています。広瀬さんはWFP協会の親善大使として活動しており、その一環としてエッセーの特別審査員を務めました。
エッセーのテーマと受賞者の選考
今回のコンテストは「大切さを考えよう 私たちのごはん」というテーマで行われました。広瀬さんは、川崎市立塚越中学校3年生の田中ひよりさんが書いたエッセー「『当たり前』をありがとう。」を選考しました。これは、コロナ禍で給食を孤独に食べる経験を描いた作品です。
広瀬アリスの想い
広瀬さんは受賞作品について、次のようにコメントしました。「2020年、世界中の時間が止まりました。私自身も不安でした。学生の方々も、学校給食という大切な時間が失われました。食事を楽しむことは、最も幸せなひとときだと思います。」この言葉から、彼女が食の大切さを深く理解していることが伝わってきます。
田中さんの受賞コメント
田中ひよりさんは、受賞を受けて「『当たり前』のことが実はどれだけ貴重であるかを書きたかった」と話しました。コロナ禍では、給食を一人で黙って食べる時間があったけれど、今だからこそその思いを人々に届けたいと語りました。彼女の言葉には、互いに支え合うことの大切さが込められています。
受賞者と表彰内容
最優秀賞には渋谷区立神宮前小6年の川本知武くん(東京)が輝きました。その他にもさまざまな受賞者が登場しました。「WFP学校給食賞」は四天王寺高等学校・中学校が受賞しました。また、部門賞では鈴木恵美さん(宮城)、谷村結菜さん(岡山)、中山蒼唯さん(神奈川)がそれぞれのカテゴリで表彰されました。
まとめ
このイベントは、食の重要性を再認識させる貴重な機会となったことでしょう。広瀬アリスさんの言葉や、受賞者たちのメッセージからは、私たちが普段当たり前に思っていることの価値を見直すきっかけが提供されました。これを機に、自分自身の食生活や食のスタンスを改めて考えてみることが大切ではないでしょうか。