高橋真梨子「またツアーに出てしまいました」ファンのラブコールに応じ“最後”の全国…

歌手高橋真梨子、最後の全国ツアーをスタート

2023年10月12日、歌手・高橋真梨子が東京・立川ステージガーデンで最後の全国ツアー「EPILOGUE」を幕開けしました。彼女は前回の公演で引退を予告していましたが、ファンの熱心な要望に応え、全国9都市で21公演を行うことが決定しました。

ファンへの感謝を込めたステージ
高橋は78年にリリースされた記念曲「あなたの空を翔びたい」にてステージをスタートさせました。「皆さんが呼んでくれたから、再びツアーに出ました」と感謝の気持ちを述べる姿が印象的でした。約2500人のファンの拍手に囲まれながら、彼女は「今は家でゴルフでもしているかも」と冗談を交えながら続け、「一生懸命に歌います」と意気込みを語りました。

ヒット曲と共に蘇る思い出

高橋はファンへの感謝を表現するため、ペドロ&カプリシャス時代の名曲「五番街のマリーへ」や「ジョニィへの伝言」、またソロの代表曲「桃色吐息」「for you…」など、多彩な楽曲を披露しました。彼女の夫で音楽プロデューサーのヘンリー広瀬氏は「今回はファンの立場になって曲を選びました」と語り、高橋のステージへの情熱を強調しました。

華麗なパフォーマンスで魅了

当日は高橋がこのために練習を重ねた華麗なステップも初披露され、観客を驚かせました。「今日も世界一きれいです~」というファンの声援に対して、彼女は「そんなことはないよ」とあどけないリアクションを見せ、観客との距離感を保つ愛らしい姿を見せました。

圧巻のパフォーマンスと感動のラスト
約2時間の公演では23曲を披露しましたが、ラストソングは「ランナー」でした。歌詞には「生きてゆきたい あなたのそばで」とあり、高橋の「ファンがいるからこそ私は歌うことができる」という思いが感じられました。彼女は「完全燃焼します」と意気込み、観客に感動を与えました。

高橋真梨子の経歴と偉業

生まれてから数十年、彼女は日本の音楽界の第一線で活躍してきました。1949年生まれの高橋は、14歳からジャズを学び、72年にペドロ&カプリシャスのボーカルに就任し、様々な名曲を世に送り出しました。78年にはソロアーティストとして新たな道を切り開き、その後も多数のヒットを記録しました。

高橋は米カーネギー・ホールで日本人唯一の3回公演を行っており、年間25公演以上を40年以上も続けてきた女性アーティストとしても知られています。

ファンへのメッセージと秘蔵写真集

コンサート会場では「高橋真梨子新聞」の販売もスタート。タブロイド判オールカラーで構成され、彼女の歌手人生を振り返る内容やファンからのメッセージが掲載されています。税込み1000円で販売中ですので、ファンはぜひ手に取ってみてください。

感想とまとめ
高橋真梨子の音楽に対する情熱と、ファンへの深い愛情が感じられる素晴らしいステージでした。最後の全国ツアーでの彼女のパフォーマンスは、ファンにとって一生の思い出となることでしょう。日常に疲れたら、彼女の歌声に癒やされることをおすすめします。

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