舞台「松平健芸能生活50周年記念公演」の千秋楽
女優白石まるみ(61)が出演する舞台「松平健芸能生活50周年記念公演」が23日、華やかに千秋楽を迎えました。これは、7月に続いて行われた舞台「暴れん坊将軍」というシリーズの一環です。
白石まるみの役柄と舞台での感情
白石は、松平健(70)演じる八代将軍徳川吉宗の身分を隠した“貧乏旗本の三男坊徳田新之助”の居候先である、火消し「め組」の女将役を演じました。舞台に立つことが約40年ぶりという彼女は、「せっかくの出演なら、め組の女将の役が良いと思っていたので、光栄でした」と感想を述べました。その中で、松平健のことを「あんた」と呼びかけるシーンでは、思わず笑顔がこぼれました。
おもしろいセリフと観客の反応
白石は、客席を楽しませるために「もっと大きな声で返事をしなさい」や「居候なんだからね」といったセリフを力強く連発し、観客から笑いを引き出しました。彼女の軽妙な演技のおかげで、会場全体が盛り上がりました。
観客層の意外な発見
白石は舞台の観客層にも驚きを示しました。「商業演劇」というと、一般的には年配層が多いと思われがちですが、彼女は「若い人が多く、とても活気がありました。まるでジャニーズのコンサートのようでした」と振り返り、その魅力を再認識しました。
白石まるみのキャリアの歩み
彼女のキャリアは1978年(昭53)のTBS「ムー一族」でスタートし、82年には松任谷正隆氏のプロデュースでアイドル歌手としてもデビューを果たしました。この82年は、特にアイドルブームが起こった年であり、多くのスーパースターが誕生しました。
娘守永真彩の結婚について
今年7月には、白石の娘であるタレントの守永真彩(33)が結婚。彼女は「結婚式は11月に挙げるのですが、籍を入れたかったみたいで」と微笑みながら語りました。特に32歳での嫁入りを望む娘の気持ちに、母としての愛が感じられました。
次回公演について
舞台は来年、1月18日から福岡・博多座、3月6日から名古屋・御園座で再演される予定です。その際には、どのような新たな魅力を観客に届けるのか、非常に楽しみです。
白石まるみの舞台でのひたむきな姿勢や、観客との対話が生まれる瞬間には、多くの感動がありました。この公演が再演されることに心から期待しています。