山本量子さんを偲ぶお別れ会の様子
2023年8月18日に病気のため、48歳で逝去されたタレントの山本量子さん。その「お別れ会」が11日、大阪・MBSにて開催されました。この日は多くの方々が集まり、彼女の思い出を共有しました。
会場では、元気だった頃の映像が映し出され、彼女がバンド「カンロサウルス」の一員として使っていた楽譜やマイクが展示されました。
思い出を語るメッセンジャー黒田さん
10年来の友人であるメッセンジャー黒田さんも参加し、彼女への思いを語りました。「山本さんのYouTubeは今でも残っており、実感が湧いてこない」と語る黒田さん。彼女が出演した芝居の脚本を担当したことや、淡路島に遊びに来てくれたことなど、数多くの思い出を振り返りました。
黒田さんは、「最後まで自分のやりたいことを全力で取り組んでいた明るい子だった」と語り、その早すぎる死を悼みました。
ラジオでの活躍と絆
山本さんは4月からMBSラジオ「ヤマヒロのぴかッとモーニング」を水曜アシスタントとして務めていました。体調が優れない中でも、時には休みながらも番組に出演を続けていました。司会を務めるヤマヒロさん（山本浩之）も、「今でもふとした瞬間に彼女を思い出す」と述べました。
また、山本さんとヤマヒロさんは2014年から始まった「茶屋町ヤマヒロ会議」で長い間共演しており、リスナーからのリクエスト曲を二人で演奏するエンディングが番組の名物でした。
多くの仲間が参列
この「お別れ会」には、原田伸郎さんや森たけしさん、さらにMBSのアナウンサーも多数出席しており、山本さんを愛した多くの人々が彼女の軌跡を偲びました。
山本量子さんの人柄と影響
大阪府出身で、「山量」や「お量」といったニックネームで親しまれた山本さん。彼女はMBSのラジオ番組「茶屋町ヤマヒロ会議」や「こんちわコンちゃんお昼ですょ！」などで活躍し、リスナーとの絆を深めていました。
彼女は、入退院を繰り返しながらもリスナーの支えと自らの気力で番組に返り咲く姿が印象的でした。約10年にわたるがん闘病を経て、彼女は力尽きましたが、その明るい性格と活動は多くの人に影響を与えました。
最後に思いを込めて
山本量子さんは、彼女の在りし日の姿や温かい人柄で、多くの人々に愛され続ける存在でした。このお別れ会は彼女の生きた証を再確認できる貴重な瞬間でした。
彼女の功績や思い出は今後も語り継がれ、私たちの心の中に生き続けることでしょう。
