谷原章介、映画「侍タイムスリッパー」大ヒット祝福　旧知主演俳優に「こわおもだけど…

新作映画『侍タイムスリッパー』の成功

俳優の谷原章介さんが、フジテレビ系「めざまし8」で新作映画『侍タイムスリッパー』の話題を取り上げました。

同映画は、俳優の山口馬木也さんが主演を務め、全国100館以上での公開が決まっています。このニュースを聞いて、谷原さんは心から祝福の意を示しました。

映画の受賞歴と話題性

『侍タイムスリッパー』は、今年7月にカナダ・モントリオールで行われた「ファンタジア国際映画祭」で観客賞金賞を受賞しました。この受賞を皮切りに、映画は東京の池袋シネマ・ロサからスタートし、現在では130館以上でロングヒットを記録。社会現象へと発展しています。

物語の独自性

物語は、幕末に生きる侍が、現代の時代劇の撮影所にタイムスリップして、「斬られ役」として奮闘するという、ユニークなコメディーです。この設定が、多くの観客の興味を引きつけています。

低予算での挑戦と成功

制作スタッフはわずか10人という小規模ながら、映画は低予算でありながら大ヒットを収めました。この作品は、2017年の「カメラを止めるな！」の再来とも言われています。

安田監督の情熱

安田純一監督は、米農家と兼業しながら本作を手掛けました。撮影時の銀行残高は7000円という状況で、私財をほとんど投入して制作に臨みました。この情熱が、作品の成功に繋がっているのです。

脚本と福本清三さんの遺志

脚本も安田監督が担当し、斬られ役として有名だった福本清三さんに主演の依頼がされていたことが大きなポイントです。福本さんの遺志も、多くの映画関係者の協力を得て完成に至りました。

共演者への思い

谷原さんは、主演の山口馬木也さんについて言及。「共演も多くて、ちょっと怖い面もあるけれど、実はとても優しい男です」と語り、その初の主演作が話題になっていることに喜びを表しました。

映画の未来への期待

谷原さんは最後に、映画の成功に向けて「馬木也、本当におめでとう」と祝福の言葉を贈り、映画の今後の発展への期待を込めました。

このように、ユニークなテーマと情熱的な制作背景が組み合わさった『侍タイムスリッパー』は、多くの映画ファンの関心を集めています。制作チームの努力と、出演者の魅力が引き立つ作品に仕上がっていることでしょう。これからの展開が楽しみです。