【宝塚】星組トップ礼真琴来夏退団　歌、ダンス、芝居群抜く技量　黄金95期首席入団

礼真琴、星組トップの退団発表

宝塚歌劇団は、星組のトップスターである礼真琴が来年8月10日付で退団することを発表しました。退団に先立ち、24日に大阪で記者会見を開く予定です。その後、4月19日から始まる「阿修羅城の瞳」と「エスペラント！」の公演が、彼女の退団公演となります。

星組の歴史的瞬間

星組は、トップ娘役の舞空瞳が退団する公演を終えたばかりです。彼女の退団公演は「政界コメディ『記憶にございません！』－トップ・シークレット－」および「Tiara Azul－Destino－（ティアラ・アスール　ディスティーノ）」です。礼は舞空を送り出す役目を果たし、星組の新たな時代の扉を開いた形になります。

礼真琴の華やかなキャリア

礼真琴は、2009年に首席入団した95期生です。星組へ配属されて以来、彼女の歌、ダンス、芝居は卓越しており、早々に注目を浴びました。13年には「ロミオとジュリエット」で新人公演に初主演。その後も「風と共に去りぬ」ではヒロインのスカーレットを見事に演じ、2019年には驚異的なスピードで星組のトップに就任しました。

印象に残る公演

彼女のトップ初主演となった「ロックオペラ　モーツァルト」や、21年の「ロミオとジュリエット」、昨年の「1789－バスティーユの恋人たち」など、数々の名作に主演してきました。特に、インド映画を基にした芝居「RRR×TAKA“R”AZUKA～√Bheem～」では、暁千星との高速ダンスで多くのファンを驚かせました。

今後の予定とファンへの感謝

彼女の最後の公演は、来年4月19日に開幕する「阿修羅城の瞳」と「エスペラント！」です。「阿修羅城の瞳」は劇団☆新感線との初コラボレーションであり、多くの期待が寄せられています。このような重要な役割を果たすことができた礼真琴には、ファンから多くの愛が送られています。

宝塚歌劇団の未来

礼真琴の退団は、星組にとって大きな出来事ですが、彼女が築いた道を歩む次世代のスターたちにも注目が集まります。今後の宝塚歌劇団の進化と、礼が残した影響を楽しみにしています。
総じて、礼真琴の活躍は宝塚歌劇団の歴史に刻まれており、彼女の退団は新たなスタートを意味するのかもしれません。ファンの皆さんには、彼女の最終公演が素晴らしいものとなるよう、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。