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進化し続けるギタリスト山本恭司
山本恭司(68)は、BOWWOWやVOWWOW、WILD FLAGなどさまざまなバンドで活躍しているギタリストです。最近ではソロ活動として「弾きまくりギター三昧」や、俳優の佐野史郎とのコラボレーション「小泉八雲朗読のしらべ」を展開するなど、活動の幅は広がっています。ここでは、山本恭司の音楽活動やVバウの復活について探ってみたいと思います。
期待のVバウ再結成
2023年6月末、VOWWOW(Vバウ)が14年ぶりに活動を再開しました。そのチケットは即完売し、ファンの間に復活を望む声が殺到していたそうです。全国各地で「Vを再結成して」と必ず言われていた山本ですが、彼もまた「絶対やりたい」と考えていたのです。
盟友の死がもたらした再生
Vバウ再集結の背景には、Vバウのメンバーである新美俊宏の突然の死がありました。彼の死は、山本にとって大きな教訓をもたらしました。「この世からいなくなったら本当に会えない」という思いが強くなり、再集結を急ぐ一因となったのです。
セッションから生まれた絆
昨年末、山本と厚見玲衣がクリスマスセッションを行った際、シークレットゲストとして人見元基を招待しました。このセッションでは、感動的な瞬間が生まれ、多くのファンを泣かせました。山本も「これにドラムとベースが加わったら、すごいことになる」と期待を寄せていました。
ファンとの一体感
Vバウ復活のライブでは、ファンからの大合唱が起こり、山本はその場でのアレンジ変更を余儀なくされました。「すごい光景でありがたかった」と語る山本。その瞬間、ファンとの絆がより深まったことが伺えます。
未来への希望と意欲
山本は、Vバウの未来についても希望を持っています。すでに2024年1月には追加公演が決定しているものの、それ以降のプランについてはまだ具体的には決まっていません。しかし「少なくとも年1回は活動を続けたい」と考えています。
自由な音楽活動の重要性
山本は、現在フリーの立場で活動することの重要性を強調しています。レコード会社に縛られない自由な環境で、自分の音楽を追求できることは、彼にとって理想的な状況です。これによって、よりクリエイティブな音楽を生み出すことが可能になります。
故郷とのつながり
10月には故郷の島根で、オーケストラと共演する予定です。「故郷は大事にしている」との言葉からは、彼の地元への愛情が伝わります。地元での特別なライブができることを喜んでいます。
継続は力なり
山本は「継続は力なり」と語ります。音楽活動を辞めていたらVバウの再結成もなかったのです。70歳近くになりながらも、ハードロックを続けていることが誇りだと述べています。
音楽家としての使命感
「音楽を通じて幸せな気持ちや涙を流してくれる人がいる」と語る山本。これはまさに彼の天職だと感じています。自分の音楽を愛してくれる人々の笑顔を見て、彼は幸せを感じるのです。
真剣勝負の姿勢
山本は「小さなライブでも真剣勝負」と語り、音楽への情熱を絶やしません。これだけ長く音楽を続けていれば、自然と進化し続けることが求められます。怠惰にならないように、常に登り続ける姿勢が大切だと考えています。
自由な音楽の追求
人見の教職転身についても触れつつ、山本は「自由に音楽をやりたい」というミュージシャンの欲望がどれほど大切かを語りました。制約の中では思うような表現は難しいため、自由な環境を求めることがいかに重要かが分かります。
山本恭司の音楽活動は、進化し続ける姿勢とファンとの深い絆が素晴らしいです。70歳を目前にしながらも活躍を続ける彼の姿は、同世代の多くの人々に希望を与えています。彼の音楽を通じて、私たちもまた新しい何かを感じることができるのではないでしょうか。
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