北川悦吏子氏、今月潰瘍性大腸炎で４度目入院の中、YouTube開設「入院ラジオ」…

北川悦吏子氏、「北川ラジオ」を開設

著名な脚本家、北川悦吏子氏がYouTubeチャンネル「北川ラジオ」を開設することが発表されました。彼女は長年、潰瘍性大腸炎と闘いながら、数多くの名作を生み出してきました。

新たな挑戦の背景

北川氏は、1999年から難病である潰瘍性大腸炎を抱えており、この疾病のために再三入院を経験しています。病気に立ち向かう中で、今後は文字での表現ではなく、言葉を通じて視聴者にメッセージを届けたいという想いを抱いた結果、YouTubeという新たなフィールドに挑戦することを決意しました。

彼女は「少しでも前に進みたいと思いました。書くかわりに、何か言葉を発したい」と述べており、その意志が「北川ラジオ」のスタートにつながっています。

「入院ラジオ」の展開

この「北川ラジオ」では、入院中は「入院ラジオ」を、退院した際には「退院ラジオ」として配信されます。北川氏自身の体験を基に、彼女の独自の視点で病気や日常生活について語り尽くす予定です。

第1回目の配信は、18日の午後6時からスタートします。

闘病中の彼女の心境

北川氏は、2010年に自身の病気公表以来、常に脚本の執筆を続けてきました。最近の作品には、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」や日本テレビ系「ウチの娘は、彼氏が出来ない！！」などがあります。入退院を繰り返しながらも、彼女は創作活動を止めることなく続け、多くの視聴者に感動を与えてきました。

病室からの新しいメッセージ

北川氏は、「病院の小さな窓から外を眺める日々」と表現しつつも、絶望感は持たず、「幸せは、予期せぬところに転がっている」という前向きな姿勢を持っています。

彼女のコンセプトについて、「YouTubeだけれど、病院の中なので、私はおしゃべりだけ」とし、視聴者にリラックスした雰囲気で語りかける予定です。病院という異なる環境での「ラジオ」という形式が新鮮で、特別な体験を提供することでしょう。

入院生活の魅力

北川氏は、「病院は生と死の間にある不思議な場所」と言います。そこでの彼女の言葉は、他に類を見ない貴重なものになるでしょう。

初日の配信内容について

初日の「北川ラジオ」では、「episode 0」と題した北川氏本人が開設について語る動画と、実際の入院中の体験を綴った「入院ラジオ」の2本が公開されます。この新しい試みに期待が寄せられています。

北川悦吏子氏のこれからの発信が、視聴者にどんな感動や共感を与えるのか、非常に楽しみです。彼女の経験や思いが、多くの人々に届くことを願っています。