庵野秀明監督「宇宙戦艦ヤマト」50周年記念上映会で司会、7月左足複雑骨折で入院も…

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庵野秀明監督と「宇宙戦艦ヤマト」の特別上映会

庵野秀明監督(64)が5日、東京・新宿ピカデリーで「宇宙戦艦ヤマト」放送50周年記念上映会に登壇しました。彼が公の場に姿を現したのは、7月31日に左足を複雑骨折して入院して以来、初めてのことです。

この特別な上映会では、庵野監督が製作会社カラーの代表取締役社長として、先導的役割を果たしました。壇上へは、12年に「宇宙戦艦ヤマト」の物語を再構築した「宇宙戦艦ヤマト2199」の出渕裕総監督(65)やアニメ・特撮研究家の氷川竜介氏(66)と共に登場しました。

入院を経ての登壇

監督は、出渕氏から「足、大丈夫?」と声をかけられると、「個人的なのは、どうでも良い」と照れくさそうに応えました。長時間立っていることには不安があったようですが、壇上では元気に対話を楽しんでいました。

記念すべき放送日

特筆すべきは、この上映会が1974年に「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの第1話が放送された当日であることです。午後7時30分には、当時の放送開始からちょうど50年経つ瞬間に、テレビシリーズの総集編を幻の8ミリフィルム版で上映しました。

庵野監督の思い

庵野監督は、この特別な瞬間について自身の過去を振り返り、「宇宙戦艦ヤマト」との出会いが自身の人生に与えた影響を語りました。彼が第1話の放送を観たときは14歳で、大ファンであることを公言しています。

「『宇宙戦艦ヤマト』との出会いがなければ、自分の今の人生はなかったと思います」と熱い思いを語った庵野監督の姿は、会場の雰囲気を一層盛り上げました。

熱心な観客との交流

上映会には熱心なファンが集まり、庵野監督も「ヤマトのすばらしさを、後世に残そうとしたら…ここのお客さんには、釈迦(しゃか)に説法だ」と感謝の意を表しました。それでも、「宇宙戦艦ヤマト」が初見の観客がいたことに対しては「見てない人がいたのは、うれしい」と語る一面も見せました。

今回の上映会は、庵野監督の想いと「宇宙戦艦ヤマト」への情熱が強く感じられる、特別な時間となりました。観客とのつながりや映画の魅力を再確認できる貴重な機会となったのではないでしょうか。今後もこの作品が多くの人々に愛され続けることを願っています。

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