増田恵子「２月に脳ドックと眼科を受診するも原因不明で」夫が膵臓がんで死去までの経…

増田惠子さんが夫の死を報告

元ピンク・レディーの歌手、増田惠子（67）が7日、夫の桑木知二さんが膵臓がんのため8月21日に亡くなったことを公表しました。桑木さんは70歳でした。すでに葬儀は親族のみで行われたとのことです。増田さんは所属事務所を通じて心境を語っています。

彼女は、「この度の訃報のご連絡がこの段になりましたこと、どうかお許し下さい」と述べています。桑木さんは昨年の暮れ頃から体調を崩し始め、今年の3月には膵臓がんが発見され、その後、肝臓にも転移して末期の状態であると診断されました。

2人の特別な時間

増田さんは、夫と共に多くのことを語り合いながらその時間を過ごす中で、「命の長さよりも生活の質を選ぼう」という考えに至ったといいます。その中で、彼らは「笑顔に満ちた温かな時を一緒に過ごそう」と心に決め、1分1秒を大切にしました。これには、二人の絆の深さが感じられます。

最後まで支え合った日々

増田さんは、8月のライブに向けて「必ず観に行くからね」との約束を交わしたものの、その願いは叶わずに桑木さんは旅立ったといいます。彼女は、「トモは歌っている私が大好きでした」と感慨深く振り返りました。

また、公式ブログでも、亡くなるまでの約3時間、ずっと夫の手を握り続け、声をかけながら最期を看取ることができたと報告しています。このような、心温まるエピソードには、彼女の深い愛情が感じられます。

夫の体調の変化

桑木さんの体調が変化したのは、2023年5月ごろからでした。「一緒に歩いていて息が上がり、先に行ってほしい」といった会話を交わしていたそうです。8月のライブ直前には、彼の状態が悪化する前に運動不足を笑い合っていたことが記されています。

突然の病気とがんの診断

年明けの2月に受信した脳ドックと眼科で異常は見当たらなかったものの、3月には主治医によって膵臓がんが発見されました。増田さんは、かつてに肺がんが早期発見されたことに触れ、「最初はステージ2bだった膵臓癌が、あっという間にステージ4となりました」とつらい経緯を明かしています。

運命の8月24日

桑木さんは、増田さんのライブの3日前に亡くなりました。彼女は「トモが癌になったこと、そして三日前に亡くなったことは、誰にも言えませんでした」と心情を吐露しました。周囲には、自身が壊れそうだったため、簡単に話せない思いがあったのです。

ライブで感じた夫の存在

横浜のライブの際、増田さんは不思議に思う感覚を体験しました。「あたたかな黄金色に光るまゆの様な物に包まれてステージに立っていました」と、まるで夫が彼女を見守っているかのようでした。これからも歌い続けると誓い、「皆さんも、私とずっと一緒にいてくださいね」とファンに呼び掛けました。

ファンへの感謝の気持ち

最後に、増田さんはファンに向けて、「トモに優しく接してくれて、トモを慕ってくれて、本当に本当にありがとうございました」と感謝の言葉を贈りました。桑木さんとの思い出や、増田さんの今後の活躍への期待が交差する素敵なメッセージです。

このように、増田惠子さんの心の内や夫への深い愛情には、深い感動を覚えます。彼女が今後も歌い続け、夫と共に歩んできた道を多くの人と共有していくことを願っています。